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約束の出愛in SAPPORO, 微笑みの再会in OKETO” インディトンラップ!
〜タイランドの可愛い中高生が春の3月、北海道に舞い降りた…!〜

by 静音


約束の出愛in SAPPORO, 微笑みの再会in OKETO” インディトンラップ!(上)

遠くいにしえのタイ人と琉球商人たちが海のシルクロードを経て、アユタヤ王朝と琉球王国のお互いの国の繁栄を祈りあい、海の交易を始めたその日から600年の時の流れを紡ぎ、悠久の時間を大きな翼に育まれ到達した2007年の今年は、同時にタイ&日本の修好120年目に当たる。交易の歴史の縦糸と修好の横糸がグランドクロスしたような両国祝賀の年の3月17日から春分の日をくぐりぬけ、3月28日までタイ東北部ノーンカーイ県の5校から選ばれた小、中、高生21名と3人の先生が北海道に滞在されました。

新千歳空港に現れた子供達は初めての海外渡航にもかかわらず、元気よく、宝石のように礼儀正しく愛らしい笑顔でロビーに姿を見せてくれました。無事の到着を喜び合い、記念撮影では「コップンカー(ありがとう!)、サワディーカー(こんにちは!)」というとみんな大笑い!
主催の北海道タイ協会の手作りの歓迎の両国の国旗と同じく主催のFOA(Friend Of Asia)さんのこしらえた真心一杯の横断幕[微笑みの交流、未来の架け橋]の言葉とSmileで、インディ タッラ スー札幌カー!(タイ語:札幌へようこそ!)在日タイ人、在日中国人、日本人ボランティアたちがお出迎えし、日タイの小中高生「心の絆」交流事業:デビュー2007はスタートしました。

今年の札幌の雪まつりでは、両国の友好繁栄の祝福と健やかな未来を願い、初めてタイのチャクリーマハープラサート宮殿が登場したことを心から嬉しく思っていましたが、3月にもちゃんと雪天使たちは彼等の訪問を祝福し、幸運にも雪がふうわり舞い降りるのをバスの車窓から見て、小さな歓声をあげていた。研修日程は、札幌に2泊ホームステイ。北見にほど近い置戸町に8泊しながら、昨年タイを訪問交流した置戸町の子供たちとの再会と地域の方々とでふれあいの機会を持ち、北海道と札幌市を表敬訪問しました。

目的は、今回の海外体験を通じて得られた経験価値から、教育、言語、文化、生活の共通点や異なる点を学び、感じ取り、本国に戻られてから、彼等が生活の中でそれらを有効に役立たせ、有機的に今後の人生に活かしていただけたらとの想いから企画されました。

今まさに中高生という年齢タイミングで初めての海外研修の体験を取り入れることで、その成長と進化が最大限に功を奏しての[深化への絶妙なプリズム]になるんですね。



               (札幌市表敬訪問)

約束の出愛in SAPPORO, 微笑みの再会in OKETO” インディトンラップ!(下)


『異文化との組み合わせの妙』は、お互いの環境が対極であるほど、そこからの学びの効果が大きいと聞いたことがあります。今回の南国タイランドと北の大地・北海道はまさに絶好の研修感度を高め、今後も次の世代が引き継ぐことになれば、両国の近未来将来を担う若者たちへの最大の教育効果の贈り物となるでしょう。
さて、初の海外体験は、研修生のみなさんにとって、最高の贈り物になったかな?
大人も子供も常に変化と進化をそれぞれの置かれた環境や立場から、うまく解釈して、新たな自分と出会うという意味では同じなのだから、お互いに頑張ろうね。みんなの学習環境の応援とお手伝いは大人がこれからより研究して頑張るので任せてね。

本当に北海道に来てくれてありがとう。初の海外体験での出会った人達との心と笑顔の絆はたくさん結べたかな?それがタイのお家に帰ってから段々と判ってくるんだね。外は寒かったけれど、暖かい思い出がいっぱい胸に降り積もったことと思う。思い出は宝物となって溶けないMelody。暖かいものには福がある。
“主役はみんな、先生も大変な想いで実現までありがとうございました。タイの親御さんがスタッフを信頼して大切なお子様を旅行に出して下さり私どもにとりましても立派な生徒さんたちと触れ合える素晴らしい機会をありがとうございました。また、札幌&小樽&置戸のホストファミリーや地域の温かいみなさまが厚く迎え入れをお引き受けくださったからこそ、今回の初交流は実現することが叶いました。深謝申し上げます。ボランティアスタッフの皆様もおいそがしい中、駆け付けて頂き、熱心にご尽力賜り、主催者サイドを支えて下さって心より深く感謝申し上げます。

タイ人と日本人が交流記念の年にそれぞれの持ち味やバイタリティを熱い心で持ち寄り、北の大地〜北海道に『信頼と希望の花が咲きました。世界にひとつだけのタイ&北海道の友好フラワーです。』
タイの皆さんのマイペンラーイと度胸満点な逞しさと優しい大きな心が好奇心でいっぱいに輝いて、近未来の自国を頼もしく担い、力強く支えていく日も遠くないであろうプレ紳士とプレ淑女の皆さんにお逢いできた幸運を春の雪の中で祝福の想いで祈りつつ、彼等ひとりひとりの健やかで柔軟性に富んだ将来のミークワームスック(=幸せ:タイ語)を願わずにはいられない。

研修期間は丁度、春分の日お彼岸の日であり、仏教国から宝珠のような可憐な研修生たちが御縁を戴いて『北海道へようこそ!インディタンラップ スー北海道&札幌&小樽&置戸カー』ずっと君達に逢える日を夢見ていました。
出逢ってくれてありがとう!
                                  (完)


               (赤レンガで記念写真)


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